太陽光パネルが乗っている屋根塗装について
- 篠田 隆介
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今回は屋根塗装を検討しているが現在太陽光パネルが乗っている。又は今後太陽光パネルを設置したいとお考えの方に読んで頂きたい記事です。
基本的に太陽光パネルが乗っている屋根を塗装をする際は3パターンの施工方法に分れます。
①パネルが乗っていない部分のみを塗装
メリット
塗装面積が少なくなる分施工費用が安い。
デメリット
太陽光パネルの下は塗装が出来ない
②パネルを脱着して全面塗装
メリット
屋根全体をしっかり塗装出来る
デメリット
太陽光パネルの脱着費用がかかる
③太陽光パネルを撤去して全面塗装
メリット
屋根全体をしっかり塗装出来る
デメリット
太陽光パネルが使用不可になる
築10年前後の初めての塗り替えの方は①のパネルが乗っていない部分を塗装のパターンが多いです。パネルの下は基本的に紫外線のダメージが少ないですがパネルの下は取り外さない限り屋根の状態は完全には把握出来ません
せっかく屋根塗装をするのにパネルの下もしっかり全部塗装したいという方は②パネルの脱着もしくは③パネルの撤去が必須となります。
パネルの脱着の場合、脱着する際に太陽光パネルが破損してしまう恐れがあります。特に築年数が経った太陽光パネルだと壊れやすいので、注意が必要です。脱着は太陽光パネルの設置業者に依頼するなど、細心の注意をはらいましょう。
ご自宅に太陽光パネルを設置している方の中に「あまり効果が感じられないから撤去したい」「壊れているからもう必要無い」という方もいらっしゃいます。そのような方は、屋根塗装工事と一緒に太陽光パネルの撤去を行います。
そうすれば屋根全体を塗装することができますし、撤去の時に必要な足場の設置も塗装のついでに行なうことで費用を節約することが出来ます。
【今後太陽光パネルを乗せる方】
例えばまだ太陽光パネル乗せていないが近々設置を考えてみえる方は設置前に屋根塗装もしくは屋根カバー工事を行う事をおすすめ致します。
設置前にメンテナンスをしておくことで屋根を長持ちさせることが可能です。
しかし注意点もあります。それはご自宅の屋根材を把握しておくことです。
例えば今の屋根がノンアスベストのスレート屋根の場合そもそも塗装工事自体オススメ出来ませんが太陽光パネルを乗せるのであれば尚更塗装は避けて下さい。この場合カバー工法・葺き替えを行って下さい。
▼スレート屋根
理由はノンアスベストタイプのスレート屋根では設置の際、設置後屋根が割れてしまう可能性が高いためです。
カバー工法・葺き替えは塗装に比べると費用は高くなってしまいますが今後太陽光パネルを設置後屋根に不具合が出たり10年後屋根の塗装は不要になりますので安全にお得に太陽光パネルを設置することが可能です。
▼カバー工法
屋根材をガルバニウム鋼板等の強度が高い物に交換することをおすすめ致します。
屋根のメンテナンスは今後の計画をしっかりとたてて知識ある業者と相談しながら勧めていくことが成功の秘訣です
屋根工事のご相談も随時承りますので悩まれている方や今後のご相談がある方は株式会社ハウスアートに一度お問い合わせください。
【三重の屋根工事なら株式会社ハウスアート】