あなたのお宅はガスケット?シーリング?

今回は外壁の継ぎ目(目地)に使用されることがある

ガスケット

についてご紹介出来ればと思います。

ガスケットは積水ハウスやトヨタホームの住宅に多く。
※その他ハウスメーカーでもあります
 
外壁サイディングの目地には「ガスケット」と呼ばれている乾式の縦目地がはめ込まれています。
 
大半の建物はサイディングの目地はシーリングが打たれています。
今回はガスケットのご説明、メンテナンス方法をご紹介致します。
 
ガスケット
 
↑この手にとっているゴムのようなものがガスケットです。
簡単にゆうとパッキン状の乾式目地です。
サイディングデザイン・模様・色に合わせた形状・材料の押し出し成型品で、外壁パネル間の隙間のばらつきを吸収し、外観の向上と水や埃の侵入を防ぐ役割があります。
 
そしてガスケットは高耐久とされていますが経年劣化が進むとこのようにそり返りと変形が発生してきます。
紫外線によるダメージが大きいです。
このような状態を見たことある方は多いのではないでしょうか?
 
強度が高いガスケットも、反りや変形が出てしまった場合、本来の目的である「雨水の侵入の抑制」という役割が果たせないです。
写真のようにガスケットの浮きや剥がれ、反りなどの症状があればメンテナンス時期だと思ってください。
 
そしてメンテナンス方法ですが大きく分けて3つあります。
1つ目がシーリングに打ち替え、外壁塗装
2つ目が専用プライマーを使用し外壁塗装
3つ目が新規ガスケットに交換
 
シーリングに打ち替え
既存のガスケットを撤去して新規シーリングを打ち込みます。
 
ガスケットは変形、反りが起きると元のように戻すことは不可能です。
ですので伸縮性のあるシーリングに変更することで細かな隙間も埋めることが出来、サイディングの動きに追従することが出来ます。

ガスケットは、施工したハウスメーカーでしか取り扱いができないので、塗装業者のシーリングの打ち替え工事と比較すると価格はかなり高くなります。

シーリング材も耐久性が高いものもありますし、なにより伸縮性が高いというメリットを考えると建物に優しいのはシーリングだと思います。

実際ガスケットメンテナンスにおいて1番メジャーな施工となります。

 
専用プライマー使用
ガスケットの上に専用プライマーを塗布してから外壁塗装
 
もし、ガスケットの変形、反り、浮などが無く綺麗な場合はガスケットは撤去せずに外壁塗装にてメンテナンスを行うことが出来ます。
ですがその場合注意するのはガスケット部に専用の下塗り材を塗布しなければなりません。業者によってはそのまま塗装を行うケースもありますが弊社では必ず専用下塗りを入れます。
ガスケットはゴム製ですので何の知識もなく塗装をしてしまうと塗装後にも関わらずガスケットがベタつきます。
理由としては

ガスケットに含まれる可塑剤が塗料によって化学反応を引き起こしてしまうことです。

業界用語ではブリード現象と呼びます

弊社ではガスケットの上から塗装をする場合は、ブリードオフプライマーというものをを塗布して可塑剤移行を抑制してべたつかないように施行します。

この施行はガスケットの劣化がほとんどない場合のメンテナンスとなりますのでしっかりとした外壁診断をする必要があります。

新規ガスケットに交換

既存ガスケットを新品ガスケットに交換します

新品ガスケット交換の場合建てたハウスメーカーさんに相談していただくと良いかと思います。

全く同じ見た目が良い場合はこのメンテナンス方法となります。

デメリットとしては金額がシーリング等に比べると大幅に上がることです

 

以上の3つが【ガスケット】のメンテナンス方法となります。

ご自宅の目地がどのタイプか一度見てみてはいかがでしょうか?

その際自宅の最善のメンテナンス方法が分からない場合には是非弊社にて外壁診断をお問い合わせください。

少しの知識、施工で家の耐久性は大きく変わります。

知識ある業者にご依頼することをお勧めします。

 

【三重県の外壁塗装はハウスアートへ】

 
 

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